何のために働くのか [人間研究]





何のために働くのか? 


なかなか難しい質問ですよね。

僕自身は、いい仕事をして、お客様に喜んでいただけたら、また一緒に仕事をしているスタッフに喜んでもらえたら、また生活の糧を得て家族に喜んでもらえたら、うれしいと思っています。
ですから、人の役に立ちたいから働く ということですね。

自分のためということでは、多少の物欲を満足させるため(多少じゃないだろ!というつっこみがあるかもしれませんが)、自己を成長させる触媒として仕事をとらえていました。

多くの人にとって、仕事は生き方と言えると思いますし、生き甲斐とも成り得ると思います。

本書では、筆者の北尾吉孝氏が論語をベースに人生哲学、職業哲学を教えてくれます。

北尾さんというと、ライブドアの一件のニッポン放送買収問題で、フジテレビのホワイトナイトとなったことを記憶されている方も多いと思います。
僕もそうでした。あの事件以来、どんな人なんだろうなあという漫然とした興味はありましたが、本を書かれていることは知りませんでした。

最近僕は、仕事を進めていく中で、うまくいかないことや、うまく部下を指導できないこと、自分では理解できないような行動をとる人たちとどう関わって行くべきか、悩まされているようなことがあり、そうした中で、やっぱり人間を研究しなければならないと、そう思い至りいろいろな本を読みあさっています。

人生哲学とか、マネジメントとか、接客マナーとかの本です。  おいおい紹介できればと思います。

そうした流れの中で、気に入った出版社が出来ました。
致知出版社です。

この本も致知出版から発行されています。
読みたくなる本が続出で困っているぐらいです。

話が横道にそれました。


本書では、一貫して仕事に真剣に向き合う心構えが語られており、やはり人間として生まれたからには仕事に打ち込んでこそだと思わせられます。

また、論語をはじめとする中国の古典もたびたび引用されており、中国古典の入門書、解説書の側面もちょっとあります。

全体として非常に読みやすく、具体的な助言があるので入りやすいと思います。

お奨めです。

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